便秘を放っておくと大変なことに

「 良いオナラ 」 と 「 悪いオナラ 」

「 オナラがクサイのは当たり前じゃない 」 。。。確かにその通りなんですが、実は同じオナラでも 「 良いオナラ 」 と 「 悪いオナラ 」 とがあるのです。 後ほど詳しく説明しますが、オナラのニオイは健康のバロメーターです。特に 鼻をつまみたくなるほどの悪臭を放つオナラの裏には重大な病気などが原因になっていることも多いのです。 「 たかがオナラ 」 などとバカにしないでオナラのニオイと健康について 今一度考えてみてはいかがでしょう。

オナラが臭い原因は?オナラが臭いのは病気?

最近、オナラの臭いを気にする人が増加しています。ウンチのニオイとの関係もありますのでここで説明しましょう。

オナラは誰でも出る生理的現象です。お互い様です。だから特別悩む必要はありません。 けれども、 急にオナラが 「 思わず鼻をつまみたくなる程の悪臭を放つ 」 時は注意も必要です。 体臭や口臭が健康のバロメーターとなるように、臭いオナラが腸の健康状態を表しているからです。

オナラの主成分は、食物が腸内で消化・分解されるときに発生する 「 ガス 」 です。

オナラは、腸内の排泄物=ガスを体外に排出していることになります。 なので オナラは腸内に溜まった腐敗ガスの 「 排泄処理 」 をしてくれる大事な役割なのです。
生ゴミを2日も3日も放置しておくと、ゴミが腐りはじめてきて悪臭を放ちますよね。 それと同じ原理で、人間のカラダも食べ物を摂取してもウンチやオナラなどのガスとして 体外に排出しなければ、やがてウンチも腐り始めて悪臭を放ち始めます。
オナラが悪臭を放つ原因の多くは 「 便秘 」 などによってウンチが何日も出ない人ほど多いのです。

なぜオナラが臭くなるのか、もう少し詳しく説明しましょう。

悪臭を放つオナラになるのは、腸内で分解される 「 タンパク質 」 が主になっています。 肉や卵などのタンパク質が腸内で分解されると、 アンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、揮発性アミンなどのガスが発生します。 これらの面々は全て強烈な 「 ニオイ成分 」 なのです。臭いオナラとなります。

では、タンパク質が分解されやすい状態とはどのような時でしょうか?
それは、 「 悪玉菌 」 が増えるときです。

実は、炭水化物は主に、ビフィズス菌等の善玉菌が分解し、 タンパク質や脂肪は主にウエルシュ菌等の悪玉菌が分解するという役割分担があるのです。
タンパク質の分解産物の、アンモニアや硫化水素等のニオイ成分は、交感神経を刺激して、 顆粒球を増加させ、活性酸素が発生し、腸粘膜を傷つけます。 また相対的に腸免疫に関係するリンパ球が減少して、腸菅免疫力を抑制してさまざまな病気の原因となるのです。

これらのガスは 「 悪いオナラ 」 と言わざるを得ません。

ですから、 「 良いオナラ 」 とは、二酸化炭素、窒素、メタン、酸素などガスがメインの臭いの少ないオナラ。
「 悪いオナラ 」 はアンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、アミン等が含まれる臭いオナラ。 と分類することができるでしょう。

別な言い方をすれば、オナラは、腸内の健康状態を反映するバロメータにもなるということです。   肛門から出てきたばかりのオナラは腸内の 「 現場 」 を知っている 「 最初の目撃者 」 です。 あなたのオナラのニオイが急に悪臭を放つようになったとしたら、腸内の健康状態に注意しなさいという 「 目撃者証言 」 として耳を傾けるべきです。

それでは、どうしたら 「 悪いオナラ 」 を 「 良いオナラ 」 にして、腸を健康にすることができるでしょうか?

それは、 「 悪玉菌を減少させ、善玉菌を増やす 」 ことです。 対策としては、善玉菌の元となる 「 乳酸菌 」 を十分に摂取して腸を健康にすることです。

ただし、乳酸菌は腸に届くまでに胃の中の胃酸で、ほとんどが死滅してしまい 乳酸菌としての効果が発揮されにくいという弱点もあるので、乳酸菌を死滅させずに生きたままが腸まで届かせる 「 乳酸菌サプリ 」 を摂取するのもよいでしょう。

さて、「 善玉菌 」 とか 「 悪玉菌 」 という言葉は、 一度は聞いたことがあると思いますが、なぜ善玉菌は腸に良いのか? なぜ悪玉菌は腸の健康を悪化させてしまうのかということの 根拠について詳しくは知らないのではないでしょうか?

善玉菌は腸の健康に良いとされていますが、 善玉菌が腸の健康に良い理由をもっと深く知ることで、 善玉菌に関する考え方もまた違ってくると思いますので、 善玉菌についての知識を深め、「良いオナラ」が排泄されること、 しいては腸を健康にして、あらゆる病気を防ぐことにつとめてください。

私たちの腸の中には、現在確認されているだけでも 数百種類の細菌が棲息していて、その数は100兆個以上 とも言われています。 この腸内細菌は、摂取した食べ物を栄養分として腸内で生活しています。 これらの細菌は、善玉菌と悪玉菌に分類することができます。

この2種類の細菌群は、19世紀の終わり頃に研究によって発見され、 体に有益に働いて健康維持に繋がる細菌のことを善玉菌、 体に危害を与えてしまう細菌を悪玉菌と分類したそうです。
この善玉菌と悪玉菌にはどの様な種類が存在するのかというと、 善玉菌に代表される細菌としてビフィズス菌や乳酸菌などがあり、 悪玉菌の主な細菌は、大腸菌とウェルシュ菌が代表的だと思います。



これらの善玉菌と悪玉菌が腸内で日々勢力を争っていて、 バランスを保ちながら善玉菌と悪玉菌は棲息しています。

とくに便秘などもなく、体が健康が保たれている場合は、 腸内で善玉菌が優勢な状態なのでバランスが保たれているのですが、 善玉菌の勢力が弱まり悪玉菌が勢力を増してしまうと、 バランスが崩れ腸内が悪化した状態となり、 さまざまな病気を起こしてしまいますし、とうぜんオナラも 「 悪いオナラ 」 になります。

それに伴って便秘や下痢などの症状が起こってしまい、 この状態が長く続いてしまうとウイルス性の病気や 大腸癌などのもとになってしまいます。

悪玉菌は 「 悪いオナラ 」 を作り出すだけでなく、 体にどの様な危害を加えるのか説明すると、 腸内の善玉菌の数より悪玉菌の数が多くなると、 アンモニアやインドールなどの有害物質を発生させて、 悪玉菌の棲息し易い環境を作ります。 この有害物質が原因で、腸自身が伸縮運動をしてウンチを肛門まで運ぶ、いわゆる 腸の 「 ぜん動運動 」 が弱まり、 本来排泄されるはずのウンチが腸内に溜まって腐敗してしまいます。 ( これが便秘になるメカニズムです )

その腐敗したウンチが有毒ガスを発生させ、 腸内にある免疫システムを傷つけて免疫機能が低下することで、 便秘など様々な病気を発症してしまう危害を体に加えます。

善玉菌よりも悪玉菌が優勢の状態は生活習慣が関係しており、 偏った食生活や不摂生な生活習慣を送っていると、 いつまでたっても善玉菌は勢力を増すどころか減少を続け、 弱くなっていく一方です。 そうならない為にも、腸内で善玉菌の優勢状態を 常に維持していかなければいけません。

「 良いオナラ 」 を排泄し、腸内の健康を保つためには、 善玉菌を増やす必要があるのですが、 これは生活習慣の改善を心掛ける様にすることで可能になります。 特に食生活はとても大切で、腸内環境を整える食物繊維や 善玉菌を増殖してくれる乳酸菌の摂取を多くして、 悪玉菌のエサとなるたんぱく質は少なめにし、 バランスの良い食生活を送ることで、 善玉菌の優勢な腸内環境を作る近道となるのです。

このように悪玉菌は 「 悪いオナラ 」 を引き起こすだけでなく、 人間の体にとって様々な悪影響を及ぼす恐ろしい菌ですから、 便秘解消やガンなどの予防をするためには、 腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす、 ということだけは忘れずに覚えておきましょう。

【 頑固な便秘対策 】
乳酸菌革命

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