ワキガ臭と体臭との大きな違い

こんにちは!

今回は、ワキガの臭いと体臭では何が違うの?臭いが出るのを防ぐには? というテーマでお話しをしていきたいと思います。

日本人というのは、何故か臭いには特に敏感な人種とも言われています。 それだけ清潔好きという事でもあるのですが、 逆にこれがアダとなって、ちょっとした臭いに悩む人も大勢います。

ただ、生きている以上は臭いの強さは別として、 誰もが臭いを発しているのは確かです。 恐らく1日中無臭でいられる人のほうが珍しいですよね。

しかし、それらの臭いが特に強い人は、 それがコンプレックスになったり、 もっとひどくなると人間関係も上手くいかなくなってしまう事もあります。

体から発生する臭いは大きく分けると

・ワキガ臭
・体臭

の2つの種類に分けられます。

それぞれの臭いの特徴は


【 ワキガ臭の特徴 】
・生まれた時からの体質
・10代の低年齢から発生する
・大量の脇汗を伴う
・限られた箇所からしか臭わない
・完璧に治すには手術しか方法がない
などが挙げられます。



【 体臭の特徴 】
・体質ではない
・臭いの種類がたくさんある
・臭う箇所が限られてない
・30代過ぎから臭い始めることが多い
・予防で臭いを抑えることが出来る
・食べ物が影響することもある

といったように、 ワキガ臭と体臭とでは性質が大きく違ってきます。

では、もう少し詳しく
ワキガ臭と体臭についてお話ししていきましょう。

ワキガ臭の特徴と臭い対策

そもそも、 何故ワキガは「体質」なのか簡単にお話ししますね。

人間の体の中には、汗を出すための「汗腺」というものが必ず存在していることは、 ご存知かと思います。


普通は、汗腺、汗腺と呼んでいますが、 正式名称は「エクリン汗腺」と言います。

エクリン汗腺は全身のいたるところに存在していて、 約300万個~500万個もあると言われていて、 体温を一定の温度に保つために、大変重要な役割をしてくれているんですね。

例えば、
90℃以上もあるサウナに入っても、 人間が死なないのは、汗を出すことによって、 体温が上がらないように調整をしてくれているからなんです。

もしも、汗腺(エクリン汗腺)が体から消えてしまったら、 人間は体調を崩しやすくなって、死んでしまいます。


一方、
ワキガ体質の人に、 エクリン汗腺とは別に「アポクリン汗腺」と呼ばれる汗腺を持っています。

このアポクリン汗腺は、体温の調整とは全く関係がなく、汗を出す汗腺なのですが、 これこそが、ワキガの原因となっている汗腺なんです。



上の図を見て分かる通り、普通の汗腺(エクリン汗腺)は毛穴とは別の箇所にあるのに対して、 アポクリン汗腺は毛穴と直接つながっているのが特徴です。

一見すると、普通の汗腺から出る汗も、アポクリン汗腺から出る汗も、 区別がつきずらいのですが、汗に含まれる成分が全く違ってます。



【 普通の汗の成分 】
・水分
・塩分

【 ワキガの汗の成分 】
・アンモニア
・脂質
・タンパク質
・鉄分
・リポフスチン(黄ばみを作る成分)

というように、同じ汗でも、 これだけの成分の違いがあるんですね。

また、アポクリン汗腺は

・脇の下
・耳の中
・乳首周辺
・陰部(性器)周辺

など、限られた場所にしか存在してないのも特徴の1つでもあります。

アポクリン汗腺は、親からの遺伝によって、 生まれた時から備わっているものなんですが、 赤ちゃん~幼少にかけては、小さすぎて確認することができません。

アポクリン汗腺の存在がハッキリ分かるのは、 人間の体が成長期に入る10代から、 体の成長と共にアポクリン汗腺も成長していくので、 中学~高校にかけてワキガを発症する子が多いのは、 そういった理由からなんです。

ただし、ワキガの汗自体には臭いがありません。

じゃあ何で、あんなに強烈な臭いに変わってしまうのでしょうか?

その原因は「雑菌」です。



ワキガの汗に含まれる
・脂質
・タンパク質
・アンモニア
といった成分は、雑菌の大好物です。

雑菌は空気中は勿論の事、 もともと皮膚に常在しているものや、衣類などにも常在するなど、 どこにでも存在する曲者です。

雑菌は、これらの成分を食べることでガスを発生させるのですが、 このガスこそがワキガの臭いなんですね。

更に雑菌は、エサを食べて増殖していくので、 脇汗が出始めてから、時間が経てば経つほど臭いも強くなっていくわけです。

体の中にアポクリン汗腺が存在している限り 「ワキガ体質」は治す事が出来ないのですが、 唯一の方法として「ワキガ手術」があります。


ワキガ手術でアポクリン汗腺を全て摘出してしまえば、 ワキガの症状も現れなくなります。

しかし、手術をしても、1個でもアポクリン汗腺が残っていると、 その1個から再生が始まって、 数ヵ月後、あるいは数年後にワキガが「再発」するというリスクもあります。



上の画像の白い米粒状の物体が実際のアポクリン汗腺です。

アポクリン汗腺の数や大きさは人によって違ってくるのですが、

・数が少ないほど程度が弱い
・数が多いほど程度が弱い
・サイズが小さいほど程度が弱い
・サイズが大きいほど程度が強い

傾向があります。

臭い対策はワキガの程度によって違ってきますが、 重度のワキガになるほど難しくなってくるので、
・手術でアポクリン汗腺を取る
・ワキガ専用クリームで臭いを抑える
しか、今のところ方法がなのが現実です。

体臭の特徴と臭い対策

ひと言で「体臭」といっても、臭いのする個所や臭いの種類は色々あります。

そこで、
・男性に多い体臭
・女性に多い体臭
に分けて、それぞれお話しをしていきたいと思います。



男性に多い体臭

特に男性に多いとされる体臭には
1.ミドル脂臭
2.加齢臭
の2つの体臭が挙げられます。



1.ミドル脂臭とは?

ミドル脂臭とは、30代~40代の男性に多く、 「ジアセルチン」と呼ばれる物質が分泌されることで作られる臭いで、 「脂っぽい臭い」が特徴です。

臭いが発生し易い箇所は
・頭皮
・後頭部
・うなじ
など、主に首から上の箇所から臭う事が多いのが特徴で、 やはり「雑菌」がジアセルチンに含まれる成分を食べて臭いを発生させます。



男性の枕が臭くなってしまうのも、 このジアセルチンによって発生するミドル脂臭が原因になっているんですね。



2.加齢臭とは?

加齢臭は、ご存知の方も多いと思います。
加齢臭は主に50代から発生することが多く、 「ノネナール」と呼ばれる物質が分泌されることで作られる臭いで、 「枯草」のような臭いとか「古くなった雑誌」の臭いなどと表現されるのが特徴です。

臭いが発生し易い箇所は「ミドル脂臭」と同様に、
・頭皮
・後頭部
・うなじ
以外にも
・背骨を中心とした背中全体
・胸周り
といったように、臭う範囲が広くなってくるもの特徴の1つでもあります。

この臭いも、ミドル脂臭同様に、 やはり「雑菌」がノネナールに含まれる成分を食べて臭いを発生させます。




ミドル脂臭・加齢臭の対策

ミドル脂臭と加齢臭に共通して言えることなのですが、 その年齢になると臭いがし始める、ということは分かっていても、 実際に自分が臭っているのか分からないことが多いんですね。

対策としては、 とにかく「清潔」にすることが一番です。

よく満員電車の中で見かけるように、 朝から髪の毛が脂っぽくて、背広の肩のあたりにフケが沢山落ちてても、 平気な顔をしてるオジサンがいますよね。

「自分では気付いてないのかな?」
「奥さんは何も言わないの?」
と、思ってしまいます。

対策としては、髪を洗う時も髪の毛だけ洗うのではなく、 頭皮までシャンプーが行き届くように、しっかり洗う事。

後頭部や耳の後ろ、首回りは特に入念に。。 出来れば「男性用のボディソープやシャンプー」を使うのがお勧めです。



女性に多い体臭

特に女性に多いとされる体臭には
1.生理前・生理中の臭い
2.ダイエット中の臭い
の2つの体臭が挙げられます。



1.生理前・生理中の臭い

生理中に子宮から出血することを「経血」と呼んでいますが、 その経血からの臭いだと思っている方もいると思います。

実は経血自体は無臭で、生理前・生理中の独特の臭いの原因は、 これも他の臭いと同様に「雑菌」です。

こちらも、マメにナプキンを取り換えるなど、 清潔を保つことで臭いも軽減できます。



2.ダイエット中の臭い

一般的には「ダイエット臭」と呼ばれている臭いで、 無理なダイエットをしていると発生する体臭です。

この臭いは体全体からする臭いで、口臭にも影響を及ぼします。

臭いの原因は、「炭水化物不足」と同時に起こる「糖質不足」で、 通常ダイエットと言うのは、余分な脂肪を燃焼して減らしていくことが目的ですよね。

ただし、脂肪を燃焼させるには、どうしても糖質が必要になります。

ところが、脂肪の燃焼に必要とされる糖質が不足していると、 脂肪は不完全燃焼を起こし、この時に「乳酸」という物質を発生させてしまうのです。

乳酸は、やがて汗に含まれる「アンモニア」とくっついて、 汗と一緒に発散されるため、 それが体臭となって甘酸っぱい臭いの体臭となってしまうわけなんです。

しかし、ダイエット臭は本人は自覚がないため、 他人から指摘されて初めて知ったというケースも少なくありません。

無理な食事制限によるダイエットをしていると、 知らず知らずのうちに、周りから「臭い」と思われてるかもしれません。

炭水化物を減らすのは構わないのですが、 過度な減らし方をすると体臭となって、 周りにも気づかれるほどの臭いを発するということは、 覚えておいたほうがいいと思いますね。

ワキガの臭いと体臭では何が違うの?臭いが出るのを防ぐには? -- まとめ --

今回は、ワキガの臭いと体臭では何が違うの?臭いが出るのを防ぐには? ということで、その理由をお話しをさせて頂きました。

最後に、もう一度まとめておきます。

・ワキガは体質だが体臭は体質ではない
・ワキガは特定の箇所に限られている
・体臭は特定の箇所には限られていない
・ワキガは手術でしか治せない
・体臭は日頃のケアで治せる

と、いうようなことが、 ワキガの臭いと、体臭との大きな違いでもあります。

ワキガも軽度のワキガであれば、ケア次第で臭いを抑えることは可能ですが、 重度のワキガになってしまうと、 中々ケアをするにも限界があります。

それに対して、体臭は、 ケア次第。。。どれだけ自分の臭いに対して関心をもっているか? によって、いくらでも臭いを抑えることは可能だという事です。

特に、周りの人達を臭いで不快な思いにさせるのは、 臭いだけでなく、その人の性格まで疑われかねません。

「無神経なオヤジだな!」

などと言われないように、 30歳を過ぎたら臭いは出るもんだと思って、 エチケットとして、嫌な臭いは防ぐようにしましょう。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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