そもそもワキガ手術とは具体的に何をするの?

こんにちは!

今回は、ワキガ手術の中でも、剪除法(せんじょほう)手術について、 具体的にどんなことをするのか? また「再発」の危険性はどうなのか?
というテーマでお話しをしていきたいと思います。

さて、ワキガでお悩みの方なら、 一度はワキガ手術が気になったりしたことはありませんか?

ひと昔前であれば、 ワキガ手術といえば「脇の下を切る」手術が主体でした。

でも、ここ十何年のあいだに、 ワキガ手術も進歩を遂げて、 今では「脇の下を切らないのは当たり前」 という時代になってきましたね。

しかし、これだけ医学が日々進歩しているにもかかわらず、
未だにワキガだけは、薬で治す事が出来ない でいるのが残念で仕方がありません。

将来的には「飲むだけでワキガが治る」。。 という時代がやってきて欲しいものです。

ワキガ手術は大きく分けると

・脇の下を切開する手術
・脇の下を切開しない手術

の2つの手術法の分けられます。

今回は、この2つの手術法の中でも、 剪除法(せんじょほう)という昔からあるオーソドックスな手術法を取り上げて、 具体的に、どんなことをするのか詳しくお話ししていきたいと思います。

ただし、その前に、 多少の専門用語が出てきますので、
もしあなたが
「アポクリン汗腺」 と聞いて、ピンとこないようであれば

  • ワキガの基礎知識

  • で、少しだけワキガの仕組みだけでも知っておいてください。

    3分もあれば十分なので、 手術について理解を深めるために、ぜひ一読してみてください。

    「アポクリン汗腺」と聞いて、ピンとくる人は、 読み飛ばしてもらって結構です

    剪除法(せんじょほう)による手術~普通の生活に戻るまでの流れ

    はい。いかがでしょう?
    ワキガの仕組みはお分かり頂けましたか?


    ワキガの独特な臭いも、脇汗も、全ては「アポクリン汗腺」が関係してる ということが、 お分かり頂けたかと思います。

    それでは早速行きましょう。

    脇の下を切開する手術法の中でも、 代表的な手術に「剪除法(せんじょほう)」という手術があるので、 この手術法についてお話ししていきます。

    漢字で書くと難しいので「ひらがな」で覚えてください。。。(汗


    【 手術~日常生活ができるまでの流れ 】
    まずは、手術~日常生活ができるまでの流れを順番に見てください

    1.診察
    2.手術の予約
    3.手術(片脇60分~90分)
    4.入院(2日~3日)
    5.抜糸(術後約1週間)
    6.通常生活

    大まかな流れとしては、こんな感じになります。

    では、1つずつ詳しくお話ししていきましょう。

    1.診察

    ワキガといっても、「重度のワキガ」から「軽度のワキガ」まで、 人によってワキガの程度が違ってきます。

    まずは診察を受けて、ワキガの程度を判定します。

    そもそも「軽度のワキガ」位であれば、 脇の下を切って痛い思いまでしなくても、 ケアだけで十分です。

    剪除法を受けるのは「重度のワキガ」に適しています。

    基本的に、手術をするかどうかは本人が決めることになりますが、 ここでは、剪除法による手術を希望。。 という前提で話を進めていきますね。

    1.予約

    診察してスグに手術というのはあり得ないので、 まずは手術希望日を決めます。

    剪除法は、脇の下を切開する手術なので、 社会人であれば、仕事に完全復帰するのには、職種によっても違ってきます。

    ほとんど腕を動かさないような事務職のような仕事であれば、 仕事復帰まで、早くて2週間。

    肉体労働系の仕事であれば、 術後の経過が順調であれば3週間~4週間。

    もしくは、もう少し余裕を持って、 仕事復帰までの日にちを計算して、 その間、仕事に穴を開けても大丈夫そうな日を手術日と決めて、 予約します。

    3.手術

    まず最初に、脇の下の皮膚を4㎝~5㎝ほど切開します。

    ワキガの程度や、医師の判断で、 切る箇所が1か所の場合もあれば2か所の場合もあります。

    1か所か2か所かによって、手術後の傷跡が大きく目立つこともあるので、 傷跡がハッキリ分かってしまうのは嫌だ。。 という人は、やはり診察時に必ず確認しておきましょう。

    切開した個所から皮膚を裏返して、アポクリン汗腺が見える状態にします。



    上の画像が、脇の下の皮膚を裏返しにした状態で、 白くて米粒のような物体が実際のアポクリン汗腺です。

    このアポクリン汗腺を、 医師が1個1個ハサミで切り落としていくのですが、
    万が一1個でも取り残しがあると「再発」の可能性が出てくる ので、医師が自分の目で確認しながら丁寧に切り落としていきます。



    全てのアポクリン汗腺を取り除いたら、傷口を縫合して手術は終了です。

    4.入院

    手術が終わったら、傷口が開いたり、バイ菌が付かないように、 ガーゼの固まりを皮膚に直接縫い付けて、 腕が完全に動かない状態にします

    これを、タイオーバーと言ってます。



    通常は2日~3日は入院が必要なのですが、 病院によっては、そのまま家に帰される所もあります。

    しかし、常識的に考えても入院は必要なので、 逆に
    入院の必要がないという病院などは避けたほうがいい ですね。

    入院が必要になるか、どうかは、 診察の段階で必ず確認してください。

    日帰りで助かった。。 という人もいますが、 万が一何かの拍子で傷口が開いてしまったり、 激しい痛みがあった場合、 特に夜間などは危険なので、 そのためにも入院は必要です。

    それと、片脇だけの手術なら、 もう片方の腕は動かせるので、トイレくらいは自分で行けますけれど、 両脇を同時に手術すると、 完全に両腕を動かせなくなります。

    そうなると、身の回りのことが何も出来なくなってしまうので、 その間、家族や看護師さんに面倒を見てもらうしかないんですね。

    タイオーバーは入院期間中だけで、 退院の時には外されます。

    5.抜糸

    さて、退院したからといって無理は禁物ですよ。

    タイオーバーが外れただけで、傷口は完全に塞がったわけではないですから、 自宅に帰っても安静は必要です。

    抜糸は人によって違ってきますが、 通常は、手術日から1週間~10日で行います。

    ただし、抜糸後でも最低1週間は、 無理に腕を動かすようなことはしてはいけません。

    早く治して職場や学校に復帰したいのなら、
    ・腕を動かさない
    ・傷口を触らない

    これだけは徹底しましょう。

    6.通常生活

    一般的には、 2週間ほどで、食事をしたり、歯磨き、ドライヤーをする程度の動きであれば問題ありません。

    決して重い物を持ったり、 腕をブルンブルン振り回すようなことだけは辞めてくださいね。

    あとは、いつ仕事や学校に復帰できるのか? これが一番の問題になってくると思います。

    人によって傷の回復具合も違ってくるので、 医師と相談しながら、復帰の時期を考えるようにしましょう。

    特に肉体労働系の仕事は、 腕に負担がかかるので、 慎重にいかないとダメです。

    おおよそ、3週間~4週間で復帰が出来るとは言われていますが、 あくまでも一般的なことなので、 自分で勝手に判断して復帰してしまうのだけはやめてくださいね。

    ワキガ手術を受ける前に理解しておくこと

    剪除法(せんじょほう)手術は、以上のような流れでいくのですが、 手術を受ける前に理解しておくことがあります。

    特に「重度のワキガ」に関係することですが。

    例を挙げると
    ・臭いは10%~20%は残る
    ・脇汗の量は30%~40%残る
    ・傷跡は、ほぼ一生残る
    ・再発する可能性もある
    ・脇毛が生えてこない

    などのデメリットは、どうしても生じてしまいます。

    手術をする人のほとんどは、
    「手術すれば100%治るだろう。。」
    と考えているみたいですが、 100%完治して、再発が無いのは、よほど運がいい人です。

    そして傷跡ですね。。
    医師から言わせると、何年か経てば消えるといいますが、 実際には、一生残ると思っていたほうがいいと思います。

    上の画像で、左の人はキレイなほうです。
    右の人のように、傷跡だけでなく、 脇の下全体がケロイド状になったり、 色素沈着で青紫色に皮膚が変色してしまう人も少なくありません。

    女性にとっては致命傷ですよね。。

    こういう事も起こる可能性がある。 ということも、事前に理解したうえで手術に臨んでください。

    剪除法(せんじょほう)でのワキガ手術とはどんな手術なのか? -- まとめ --

    今回は、剪除法(せんじょほう)でのワキガ手術とはどんな手術なのか? という事についてお話しをさせて頂きました。

    最後に、もう一度まとめておきます。

    1.仕事や学校への復帰時期をよく考える
    2.最低でも2週間はムリは禁物
    3.100%治るとは限らない
    4.傷跡が残るなどのリスクを理解しておく
    5.再発する可能性もある

    簡単にまとめると、このような感じです。

    剪除法はワキガ手術の中で唯一保険が適用される手術法なので、 保険を使えば5万円程度で済みます。

    最後に僕の個人的な意見になってしまいますが。。
    確かに5万円で手術が出来るのは費用的には助かります。

    ただ、
    ・再発の可能性はある
    ・傷跡が一生残る
    などのリスクは5万円払っても消えることはありません。

    なので、あまりお勧めしたくない手術法であることは確かです。

    あとは個人個人の考えになってしまうので、 何とも言えませんが、 出来る事ならケアで症状を抑えるのが一番安心ですよね。

    そして、どれだけ色んなケアを試しても、 どうにもならない!といった時の最後の最後の手段として考えてみるのも一つの手ではないかと、 個人的には思っています。


    最後までお読みいただき
    ありがとうございました。

    手術を考える前に!
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