首のコリ

僕自身が実際に体験した辛い辛い首こりの話し

ちょっと話しが長くなるかもしれませんが、 もしかしたら 「 あなた 」 も僕と同じ体験をしているかもしれません。 また似たようなことで現在も悩んでいるかもしれません。 今 「 あなた 」 が悩んでいることの解決策に少しでも役立てればと思って、 僕自身が実際に体験した辛い辛い首こりの話しをしてみたいので、 ジックリと読んでもらえたなら幸いです。

それは僕がまだ働き盛りの38歳の時に突然起こりました。 当時の僕の仕事はシステムエンジニア( SE ) 兼プログラマー という、いわば自分でシステムを設計して自分でプログラムを組むという 、その業界ではわりとありがちな事をやっていたのです。

いっけんすると、 「 時代の最先端をいった仕事 」 とか 「 高収入が貰える仕事 」 と思われがちなんですが、収入が高いのは単に 「 土日出勤は当たり前 」、 「 平日は終電近くまで残業 」 というカラダにとって、とっても悪いことを していただけのことなんです。

そんなある日、出勤していつものようにカタカタとプログラムを組んでいると、 突然、脳の血管が 「 ブチッ! 」 と鳴った感覚が僕を襲い( 実際に音が鳴ったはどうかはわかりませんが。。 ) 、そして、みるみるうちに顔から血の気が引いていき、周りが真っ暗く見えてきたのです。 そんな経験は勿論生まれて初めてだったので 「 ヤバイ!これって脳梗塞ってやつか? 」 そう思ったらパニック寸前になったのです。

その日のうちに、脳のMRI検査を受けたのですが、結果は予想に反して 「 異常なし 」 。。 異常なし、、、にひとまず安心したんですが、これがあの悲劇の始まりになるとは 思ってもいなかったんです。

数日後、仕事に復帰することになったのですが、あきらかに今までとカラダの状態がおかしいのです。 首から肩にかけての全体が、まるで鉄の板でも入っているんじゃないかっていうくらいにガチガチに凝っている。 頭全体が、例えて言うならば 「 孫悟空 」 が頭に巻かれたリングをギュっと締め付けられたような痛さ。 それから軟らかいソファを歩いているようなフワフワとした感覚のめまい。。。などなど。

それからというもの、実に4年間ものあいだ原因不明の首こり、肩こり、めまい、ときには手足、腕のしびれ、 パニック障害、不眠症、吐き気などさまざまな症状に悩まされ続けたのです。
精密検査も何度受けたかわかりませんが、いつも 「 異常なし 」 。。。 異常があるなら何が原因なのか、どんな治療をすればいいのか、など 解決策が見つけられたのですが、あきらかにカラダに異常があるにもかかわらず、 検査をすれば、いつも 「 異常なし 」 。。これじゃあ、ただただカラダの異常に耐えるしか ないではありませんか。

そして、僕を苦しめた謎の症状、、頭痛、めまい、手足、腕のしびれ、パニック障害、不眠症、吐き気 の原因がすべて 「 首こり 」 にあると分かったのは、症状が発症して実に4年後だったのです。 僕自身が知識不足だったのか、まさか、たかが 「 首こり 」 がカラダのあちこちに 影響を及ぼすなんて考えてもみなかったのが辛い症状を長引かせた原因だったなんて。。。

一般的には、肩こりが原因で頭痛やめまい、吐き気などの症状を引き起こすということは よく知られているのですが、 「 肩こり 」 がある人は実は同時に 「 首こり 」 も持っている 人が多いのです。しかし、頭痛やめまい、吐き気などの原因は 「 肩こり 」 なんだと 勝手に決め付けてしまって、肩こり対策ばかりに意識がいってしまい、 実は頭痛やめまい、吐き気などの本当の原因は 「 首こり 」 であるということに 気付いていない人が本当に多いのです。
もしかしたら今の 「 あなた 」 も僕と同じような症状に悩み苦しんでいるかもしれません。 なので、原因不明、あるいは肩こりの治療をしても、 頭痛やめまい、吐き気、手足、腕のしびれなどの症状が続く場合は 「 首こり 」 も疑って みてください。

では、なぜ 「 首こり 」 が頭痛やめまい、吐き気、手足、腕のしびれなどの症状 を引き起こすのか?ここからは、それらの原因と対策について書いていこうと思います。

首こりの原因

首こりはいったい何が原因で起こるのでしょう? ストレス社会と言われる現代では、首こりの原因はさまざまですが、 いずれにしても首こりを解消、軽減していくためにはその原因を知り、 取り除くことが最大の治療法、解消法となります。

首こりの原因は大きく分けると、

① 「 首周辺の血管やその他の静脈への血行不良が原因で起こる首こり 」
② 「 首周辺の筋肉が疲労してたり筋肉への酸素不足が原因で起こる首こり 」
③ 「 事故や老化による首の骨(主に頚椎)などの変形や異常が原因で起こる首こり 」

さらには、現代のストレス社会を代表するように
④ 「 自律神経の乱れが原因で起こる首こり 」

など、骨( 頚椎 )の異常以外は、 ほとんどが何らかの原因によって首周辺の血液の循環が悪くなることが もっとも大きな原因 だと考えられています。

ではなぜ血液の循環が悪くなると、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こすのか? そもそも人間が正常な状態で生きていくためには脳にも十分な酸素が必要なのです。 普通、酸素というのは鼻から吸って肺に入り、体全体に行き渡るわけなんですが、 その酸素を運ぶ役割をしているのが血液です。 血液に含まれた酸素が十分に体全体に行き渡っているからこそ、人間は生きていけるわけなんですね。 同じことが人間の脳にも言えます。。

ところが、脳へ酸素を運ぶはずの血液の循環が悪くなると、首周辺の筋肉に酸素が行き渡らなくなって、 乳酸などの老廃物が溜まり、 その結果、筋肉が硬直して正常な筋肉の伸び縮みができなくなって、 首こり、肩こりに繋がってしまうのです。

この場合、首周辺の血液だけなく、 体全体の血液の循環が関係していますが、 特に
首周辺の血管は脳に血液を送る重要な血管 ですので、 首周辺の血液循環が悪くなると、 脳への酸素供給も低下し、首こりだけでなく
「 頭痛、めまい、吐き気、手足や腕のしびれ、集中力の低下、不眠、イライラ感 」
などの症状がでやすく、 この状態が長期間続くと 「 脳梗塞 」 の危険性も高まりますので注意が必要です。

では具体的に、なぜ血液循環の悪化が頭痛やめまい、手足、腕のしびれなどに繋がっているのか? 1つ1つ検証していきましょう。。

首こりが原因で起こる 「 頭痛 」

首こりが原因で頭痛になる人が多く存在しています。 これは非常に不快な症状あり、 日本人の多くが、このような首こりに伴う頭痛に悩まされていると言われています。 頭痛を緩和させるために頭痛薬をいつも服用している人も多いことでしょう。

しかし首こりが原因で起こる頭痛には、頭痛薬が根本的な治療にならない場合があります。 それは、
緊張型頭痛 という種類の頭痛があるからです。 これは、ほかの頭痛の症状と比べて比較的認知度が低い頭痛の種類であると言われています。

頭痛の代表的な種類としては 「 片頭痛 」 が挙げられますが、 片頭痛と緊張型頭痛とでは全く症状が違います。 片頭痛は主に頭の片側、あるいは両側がズッキンズッキンといった感じで痛むのに対して、 緊張型頭痛の場合は、まるでデッカイ手で頭全体をギュウギュウと締め付けられているような痛みになります。 頭のどこか一部が痛むのではなく 「 頭全体が痛む 」 というのが大きな特徴ですね。

ドラッグストアなどで売られている頭痛薬( バファリンなど )は、 ほとんどが片頭痛を緩和するためのもので、緊張型頭痛の人が飲んでも効果はありません。

では、なぜ首こりが緊張型頭痛を引き起こすのでしょうか? 緊張型頭痛になる原因は、簡単に言うと、首の筋肉が常に緊張した状態にあると起きる頭痛症状です。
首の筋肉が緊張した状態というのは、先程も説明したように、首周辺、首から脳へ続く 太い血管から細い血管にいたるまでの血液の流れが悪くなり、 血液中に含まれる酸素が脳や首周辺の筋肉へ十分に行き渡らなくなってしまった結果、 疲れの原因といわれる 「 乳酸 」 が首周辺の筋肉に溜まってしまい、 筋肉が緊張状態になり、硬くなってしまうことが原因となっています。 そのため、緊張型頭痛は頭痛の痛みを抑えるだけではなく、 首周辺の血液の流れを良くするといった根本的な首の治療が必要だと言われています。

首こりが原因で起こる 「 めまい 」

めまいには 「 回転性めまい 」 と 「 動揺性めまい 」 の2パターンの症状に大きく分けられます。 「 回転性めまい 」 とは、ご存知のとおり周りがグルグルといった感じに回転するめまいで、 主な原因としては平衡感覚を司る耳の神経の乱れなどによって起こり、メニエール病などがそれに該当します。

それに対して 「 動揺性めまい 」 の主な特徴は、フワフワと雲の上を歩いているような感覚を感じたり、 同時に吐き気、動悸、呼吸が苦しく感じるなど様々な症状が現れます。
僕が経験しためまいも 「 動揺性めまい 」 だったのですが、 今でこそ 「 フワリフワリとした感覚 」 というのが一番近いかな? と思うのですが、当時は何て言って言葉で表現したらいいのか、とても表現しづらく、 経験した人でないと中々理解してもらえない、医者に説明しても本当に分かってくれているのか? というような症状だったので、 「 動揺性めまい 」 と分かるまでにかなり時間がかかったことを覚えています。

それと、なぜ 「 動揺性めまい 」 と分かるまでに時間がかかったかというと、 当時は、 「 めまいがするんですが。。 」 と病院で言うと、 決まって耳や脳のCT・MRI検査ばかりで、
何度検査をしたところで 「 異常なし 」 という結果が 出るだけで、首の頚椎の異常や首周辺の筋肉の異常などを検査してくれる病院がほとんどなかったからなんです。

のちに、僕の場合、 精神的ストレスなどが原因となって起こる 「 自律神経失調症 」 が首周辺の血液の循環を悪くさせてしまい、 そこからくる首こり、めまい、 であることが判明して適切な治療へと繋がっていくわけなんですが、 もしも、僕と同じように耳や脳の検査をしても異常が見られなかったけれど、 確実に 「 めまいや吐き気 」 などの症状があるという場合は首こりを疑ってみてください。

最後に、なぜ首こりがひどくなると動揺性めまいが生じるのか? について触れておきましょう。

もともと、 「 動揺性めまい 」 を起こさせるのは、脳幹や小脳にあると言われています。

脳幹は平均感覚や呼吸心拍、血圧、嘔吐反射をコントロールしている部位なので 脳幹の機能が低下していたり何らかの支障が出ている場合には嘔吐やめまい、 呼吸の乱れなどの動揺性めまいの身体的症状が現れてしまいます。
つまり、脳へ十分な血液が行き渡らない、あるいは十分な酸素が行き渡らなくなって しまうと脳幹や小脳が正常な働きをしなくなって、 結果 「 動揺性めまい 」 などが生じてしまうのです。

首こりが起こる原因は人によってさまざまです。僕のようにストレスから 「 自律神経失調症 」 に発展し、それが首周辺の血行に異常を起こし首こりを起こす人もいれば、 首の頚椎の変形などによって首周辺の血行が悪くなって首こりを起こす人もいます。
いずれにしても首周辺の血行が良くなれば、ほとんどの首こりは解消します。
まずは 「 自分は何で首こりがひどいんだろう? 」ということを よく調べてみてください。何か思い当たるフシはないか思い出してみてください。 この辛さは自分自身にしか分かりません。ハッキリ言って病院の先生まかせにしても、 病院の先生自身がその辛さを味わっているわけではありませんので、 なかなか他人にはこの辛さは伝わりにくいものです。

つらい首こりを改善するストレッチ法

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