ワキガ臭・脇の下の汗のニオイ対策

悪玉コレステロールと善玉コレステロール

体内の脂肪と呼ばれるものには 「 中性脂肪 」 のほかに、悪玉コレステロールと善玉コレステロールの2種類の コレステロールが存在することはご存知だと思います。なので厳密に言うと中性脂肪と 悪玉コレステロール、善玉コレステロールは全くの別物なのです。 健康診断で測定される悪玉コレステロールの数値はLDLコレステロールとして 、善玉コレステロールの数値はHDLコレステロールとして、 それぞれ表記されています。 中性脂肪や悪玉( LDL )コレステロールの数値が高いのは 食生活の乱れや運動不足などが原因で悪玉コレステロールが 増え続け、その結果、肥満や最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞など 重大な病気に発展することもあります。ここでは 「 中性脂肪 」 のことを よく知ってもらい、悪玉コレステロールを減らして健康な体を取り戻すには どうしたらいいのか?ということを考えてみたいと思います。

中性脂肪とは?

中性脂肪とは、人間の体を動かすエネルギー源となる物質で、 別名 「 トリグリセリド( トリアシルグリセロール ) 」 と呼ばれ、 健康診断の検査結果では 「 TG 」 といった記号で表示されています。

主に食物から取得された脂質は、小腸から吸収されて血液中に入り、 体内の生命維持活動に利用されますが、 使い切れなかった余ったエネルギーは中性脂肪として体内に蓄えられます。 いわゆる、体についたブヨブヨの贅肉、皮下脂肪、内臓脂肪などが中性脂肪です。

皮下脂肪、内臓脂肪
また、中性脂肪は、肝臓でも合成されており、 炭水化物を多くとったり、飲酒( アルコールの摂取 )によっても増加します。
中性脂肪の役割としては、前述の生命維持活動の他に、 ブヨブヨの脂肪分として内臓を守り、また体温を一定に保つ働きがあります。

「 中性脂肪の数値が高いと体に良くない! 」 と言われることから、 中性脂肪は不要なものに見られがちですが、生きていく上で必要なエネルギー源ですので、 ある程度の数値は必要になります。

健康診断の時に計測される中性脂肪の数値は、 食事から取り込まれた中性脂肪( 外因性トリグリセリド )ではなく、 余分なエネルギーとしていったん肝臓に取り込まれた脂肪が 再び血液中に分泌された中性脂肪( 内因性トリグリセリド ) の値を測ります。

なので、健康診断は、前日20時以降の食事や飲酒を制限、 または当日の朝食を抜いて受診する( 検査前10~14時間は絶食にする)必要があるのです。 検査の結果、再検査になってしまう場合などは、 当日に朝食を摂ってしまったりして、 外因性の中性脂肪により検査値が高くなったケースというのが多いようです。

悪玉コレステロールの数値が高いとどうなる?

コレステロールには HDLといわれる善玉コレステロール と、 LDLといわれる悪玉コレステロール があります。 悪玉コレステロールは食物から取り入れられたり肝臓で合成され、 血液中を通って全身に運ばれて細胞膜やホルモンの合成に使われます。 ところが、血液中の悪玉コレステロールが増えすぎると 血管壁の傷ついたところなどに付着し、 結果的に血管を細くして、動脈硬化などの原因になってしまうのです。

一方、
善玉コレステロールは血管に付着した悪玉コレステロールを 取り去って肝臓に運ぶ働きをします。 なので、体内に多ければ多いほどいいのですが、 現代の日本人は逆パターンの人が多いようです。

悪玉コレステロールを増やす食品としては肉類が代表的で、 現代の肉中心の食生活では、悪玉コレステロールは増える一方なのであります。

血液の流れを阻害
また、中性脂肪は肝臓で合成されますが、 中性脂肪が多くなると脂肪肝、いわゆるフォアグラのような状態になっていきます。 こうなると肝臓の機能が低下し、肝硬変や肝臓がんに移行する可能性が高くなります。

肝臓の病気というとアルコールが原因というイメージが強いのですが、 このように中性脂肪が原因になる場合もあるのです。 つまり、肝臓の病気は、食べ過ぎでの肥満や、炭水化物や、 糖分の摂り過ぎによっても引き起こされる可能性があるということです。

中性脂肪が増えると善玉コレステロールが減ってしまう

最近、 血液中の中性脂肪が増えると、 善玉コレステロールが減って、悪玉コレステロールが増えてしまう ことがわかってきました。 つまり、中性脂肪の増加によって動脈硬化を促進させてしまう可能性があるのです。 これが 「 高脂血症 」 といわれる病気。 血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが基準値を超えてしまった状態 のことです。

高脂血症には中性脂肪値が高い 「 高トリグリセライド症 」 とコレステロール値が高い 「 高コレステロール症 」 があります。 いずれも、この時点では自覚症状はほとんどなく、 動脈硬化が起こって初めてわかるケースも多いのです。

中性脂肪が増えてしまう原因は?

生命維持に必要な3大エネルギーといえば 「 炭水化物 」 「 タンパク質 」 「 脂質 」 が挙げられます。 それぞれ体にとって大事なエネルギー源になるのですが、 エネルギーの消費量以上に摂取すると、最終的に中性脂肪として蓄えられてしまいます。

ここでは、食べ物が中性脂肪になる流を簡単に解説します。


【 炭水化物 】
炭水化物は、腸内で消化されてブドウ糖となり、筋肉や脳のエネルギーになります。 ブドウ糖が余るとグリコーゲンとなって、肝臓などに蓄えられて中性脂肪にに変化します。

【 タンパク質 】
タンパク質は、直接、中性脂肪に変化するわけではなく、 一旦アミノ酸に分解されます。 このアミノ酸がグルコース( 糖質 )となり、 それが肝臓で中性脂肪となります。

【 脂質 】
脂質は、油です。脂質は、脂肪酸とグリセロールに分解されて吸収されます。 このグリセロールが中性脂肪となります。

イマーク

このページの先頭へ