ワキガ体質の臭いの原因
ワキガ体質の人と、ワキガ体質じゃない人とのカラダ内部の決定的な違いとは何なんでしょうか? 自身の体に起きているワキガの根本的な原因を知らずにワキガ対策をすることは不可能なことです。 手術に頼らず、自分自身で解決するために必ず知っておきましょう。

シッカリしたワキガ対策をしたいのならワキガの原因を理解することが何よりも大事!

ワキガの原因って何なんでしょうか?

どんな病気やケガでも、原因が分からなければ治療の仕様がないですよね。。

それと同じように、 ワキガだって、まずは原因を知らなければ、確実に効果があるワキガ対策は出来ないわけなんです。

今から3分間だけ意識を集中させて、ぜひ理解をして、 今後のワキガ対策に役立ててもらえればウレシイです。

ワキガの原因となっている者の正体とは?

人間の体には、全身のいたるところに汗を出すための汗腺が存在しています。

汗は毛穴から出るものと勘違いしている人も多いのですが、 正確に言うと、
毛穴と汗腺は別物 です。

ちなみに、人によって違いはありますが、
汗腺は全身に200万個~500万個ある と言われています。

汗腺は汗を出すことによって体温調節を行っている大事な器官ですから、 もしも体から汗腺が無くなってしまったら、体温を36℃(平均)に保つことが出来なくなって、 死んでしまいます。


人間が生きていく上で、とても重要な汗腺ですが。。。 ワキガじゃない人の場合、汗腺は1種類だけです。

それに対して、ワキガの人は2種類の汗腺を持っています。

・ワキガじゃない人の汗腺=1種類
・ワキガの人の汗腺=2種類
そして↓の図をご覧ください



これは、ワキガの人の体内の汗腺について書かれた図です。

この図の中に
・エクリン汗腺
・アポクリン汗腺
という2種類の汗腺が存在していることがお分かりだと思います。

「エクリン汗腺」 は、人間であれば誰もが持っている汗腺で、一般的な呼び名で「汗腺」と言われています。

この汗腺は、 全身のいたるところに存在していて、 運動した時や、サウナに入っている時でも体温を一定に保つ為に汗を出す役割をしてくれています。


では、もう1つの「アポクリン汗腺」とは何なんでしょう?

実は、この

「アポクリン汗腺」こそがワキガ独特の臭いを作り出す汗を排出する汗腺
なのです。

このアポクリン汗腺は、
ワキガ体質の人にしか存在してない のが大きな特徴です。

つまり、体内にアポクリン汗腺が存在しているか?存在していないか?で、 ワキガ体質であるかどうかが決まってしまうわけなんですね。




では、何故アポクリン汗腺が存在するとワキガの症状が現れてしまうのかをお話ししましょう。。


アポクリン汗腺が存在する箇所は

・脇の下
・陰部(性器周辺)
・耳の中(外耳道)
・肛門付近
・乳輪付近
などの限られた部位にしか存在しない事と、エクリン汗腺とは違い、 毛穴と直結している のが特徴でもあります。


アポクリン汗腺から出る汗の成分には

【 アポクリン汗腺から出る汗の成分 】

・タンパク質
・脂質
・糖質
・アンモニア
・鉄分
・リポフスチン


といった、さまざまな臭い成分が含まれていて、 やや白っぽくて粘り気がある 感じです。


エクリン汗腺から出る汗の成分には
【 エクリン汗腺から出る汗の成分 】

・水分が約98%
・塩分が約2%


というように、水分が98%、塩分が2%であるのに比べると、 アポクリン汗腺から出る汗も、エクリン汗腺から出る汗も、 見た目は同じ汗のように見えるのですが、これだけ成分に違いがある のです。

更に、アポクリン汗腺から排出される汗は、暑さや寒さに関係ないというのも大きな特徴でもあります。

つまり、アポクリン汗腺は体温調整のためにある汗腺ではないので、 この汗腺が無くても人間は生きていける、ということなんですね。

ただ、アポクリン汗腺から出る
汗自体には臭いはない んです。

入浴中に出る脇汗を、指で触って臭いを嗅いでも無臭なのは、 汗自体が無臭だからなんですね。


では、どうして元々は無臭のはずの汗が強烈なワキガ臭に変わってしまうのでしょうか?

その原因は
バクテリア


アポクリン汗腺から排出された汗の成分は、 皮膚の表面に存在する常在菌や空気中のバクテリアの格好のエサになります。

そのエサを食べることでワキガ独特のニオイが発生され、 更に増殖していくので、時間が経てば経つほど臭いもキツクなるのです。

簡潔に言ってしまうならば、ワキガのニオイの原因は

汗に含まれる成分とバクテリア(雑菌)
なんです。。


また、ワキガ特有の黄ばみや汗ジミの原因は、 アポクリン汗腺から出る成分の中に
「 リポフスチン 」 という色素成分が含まれていて、 このリポフスチンが衣類に黄ばみを付けています。



汗ジミの
色が濃ければ濃いほどワキガの程度が強い ことを表し、 シミの付いてる部分とシミが付いてない部分との境界線がハッキリしていればいるほど、 これもワキガの程度が強いことになります。


アポクリン汗腺のほとんどは遺伝によって産まれた時から備わっているもの で、成長とともに大きくなっていきます。

ただし、赤ちゃんの時は小さ過ぎてアポクリン汗腺の存在が分かりません。



アポクリン汗腺が有るか?無いか?は、10代の成長期になると、 アポクリン汗腺も一緒に成長していくので、その時期になるとハッキリと区別がつくようになります。

以上がワキガの原因と、ワキガ独特の臭いが発生する原因です。

たったこれだけ知っているだけで、 今後のワキガ対策に必ず役立つはずですので、 ぜひ覚えておいてください。

アポクリン汗腺を持っていても重度のワキガと軽度のワキガがあるのは何故なのか?

アポクリン汗腺を持っていても、重度のワキガだったり、軽度のワキガだったり、 人によって違いがでてくるのは何故かというと。

アポクリン汗腺は人によって、持ってる本数も違えば 大きさにも違いがあります。

従って、
数が多ければ多いほど。。形が大きければ大きいほど、 ワキガの症状も強くなります。

なので、アポクリン汗腺を持っていても、本数が少なくて、 小さい場合はワキガの症状が出ないこともあります。

ちなみに
ワキガ手術とは、 先程お見せした画像のアポクリン汗腺を全て取り除く手術のことです。

手術方法には、さまざまな方法がありますが、 ワキガ手術の難しいところは、 1個でもアポクリン汗腺の取り残しなどがあると、 そこから再生し、増殖することでワキガが再発してしまうことです。

特に10代から20代前半にかけての成長期には、 そのようなことが発生する確率が高いので、 僕個人の意見としては、ワキガ手術はあまりお勧めしません。

ワキガの原因にアポクリン汗腺が大きく関係していることは分かってもらえたと思いますが、 一般的に、アポクリン汗腺を持っている人は、 日本人の場合、10%程度と言われています。